作業の流れ

海苔一枚に心を込めて

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焼き加工

  • movie-A 焼き加工

海苔工場の作業工程の中で心臓部となる部分が「焼き加工」のラインです。海苔焼きの自動ラインも進化し、供給機から形状検査~異物検査~金属探知検査~焼き加工~センサーカウント~指定枚数のチドリ取りまでをフルオートメーションで行えるようになりました。

しかし、焼き色を左右する「微妙な焼き加減」は、人の目によります。この道一筋で生きてきた熟練の焼き職人が、ラインを通過していく一枚一枚の海苔に真剣勝負で目を光らせて仕上げております。

パッキング加工

  • movie-B パッキング加工 第2ピロー(8/8)

焼き加工を終えた「焼海苔」、また味付け加工を経由した「味海苔」等は次の工程であるパッキング作業(袋詰め)を行う為、ピロー包装室に搬送されます。右の movie-B では、全形サイズの海苔を各種類のサイズにカットしながら、自動ラインでパッキング作業が行われます。わずか10分間で 1,200パックの商品が次々と完成していきます。また、ピロー包装室内は適正な温度管理と湿度管理が行われている為、常に最適なコンディションが維持されております。センサーによる「機械の目」と、女性スタッフによる「ヒトの目」、そして高速スピードの工程であっても確実なパック品を製造していきます。

  • movie-C パッキング加工 第1ピロー(全型)

また、movie-C では、もっともポピュラーな全型サイズの焼海苔をパッキングしています。ロール状に巻かれたアルミ製の海苔袋に自動で袋詰めされていきます。袋に記載を義務付けられている賞味期限や内容量、また製造者、販売者の印刷もこの工程の中でサーマル印刷されます。最近では産地表示を希望されるお客様も多く、「有明海産」「瀬戸内産」等の印刷も作業開始前の表示設定を行うことにより可能です。10分間でおよそ 500パック以上の商品が完成します。全型サイズ以外では、手巻き寿司用の半切サイズや、おにぎり用の 1/3 サイズもプラスチックトレーに乗せ、このピロー包装室で袋詰めされております。

缶詰加工室

  • movie-D 缶詰加工

右の movie-D は、海苔の缶詰めパッキングの工程です。 専用切断機で8切サイズ(全型の8分の1のサイズ)にカットした海苔を缶の底の方から、乾燥剤と一緒に丁寧に詰めていきます。そして小型の缶シーマーで底ブタを閉めていきます。上流から下流への流れ作業を女性スタッフによる息の合ったチームプレーで進めていきます。大型の機械設備ではなく複数台の小型シーマーを駆使し、受注数量に合せて拡大する「ユニットオペレーション方式」単位操作を採用することにより、小ロットでの対応を可能にしております。1,000缶~3,000缶といったお客様ごとのPB商品の受注に対応していくことこそ、小回りを得意とする磯屋ならではの大切な仕事と位置付けているからです。

ギフト商品のセットアップ

  • movie-E 製函作業

工場2Fの一次加工フロアで製造されたパーツ商品は、1Fのセットアップ室に移動されます。ここでギフト商品のセットアップ作業が行われます。

movie-E は、ギフトの箱折り(製函作業)の工程です。自動製函機の利用により一人の女性スタッフが 1,000個の箱をわずか20分で製函します。ここで製函された箱はカ-ゴ台車に格納され製函済み倉庫に、サイズごと、シリーズごとに一旦は保管され順次セットアップに使用されます。また、適正在庫数を設定しており自動製函の補充作業は独立作業として日々行われております。

  • movie-F
    セットアップ作業~出荷センターまで

つぎの movie-F は、実際のセットアップ作業の工程です。

ここでは、パッキング加工で仕上げた海苔パーツ製品やアソート製品をセットして、ギフト商品を完成させていきます。仕掛り製品は全品検査コーナーに送られ、計量検査と目視による形状検査を一品単位で行います。担当の女性スタッフが「一消費者の目」「家庭の主婦の目」で自社商品と厳しく向き合うことにより、商品へのより細かな心配りや新しいアイデアが生まれます。合格した商品は包装作業に送られます。自動包装機を使用し 約10分間で200個のギフトを包装します。また、コーナーの工場事務エリアでは食品シールの出力、のし紙の印刷、営業便の発送伝票等々の準備を行っております。完成した商品は、各営業便ごとに分類され出荷センターに移動され当日の集荷を待ちます。

右の写真は、出荷用のダンボールです。

ほんの数行ですが、側面にはオレンジ色の文字で、営業便のドライバーの方へのメッセージが印刷されております。「大切にお届けしてください」という私どもの願いです。このアイデアも、女性スタッフの「消費者の目」から生まれました。

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