ご挨拶

ご挨拶

我々を取り巻く環境は、時代と共に厳しさを増しています。事実、人口減少、核家族化(個食化)、贈答習慣の減少、食の欧米化に伴い、ここ数年で海苔の消費のポートフォリオは大きく変わりました。ひと昔当たり前だったことが当たり前でなくなり、今当たり前でないことが将来当たり前になっていくことでしょう。ゴーイングコンサーンを企業の前提とするならば、より感度を高め、流れゆく時代に合わせていくことが必要です。

その一つとして、今後自社だけでの閉鎖的な経営から開かれた協調的経営への移行を進めて参りたいと思っています。情報が何よりも大切な時代、多くの有用な情報を得るために多くの方と接し、時に弊社の利益が多少薄くなっても他社と協力・共存していくことが、逆に会社を継続させていくことに繋がると信じているからです。

また、もう一つとして、「かくあるべき」という定められた概念にとらわれず、柔軟な思考を持ってチャレンジしてまいりたいと思っています。冒頭にご紹介した弊社を取り巻く環境においても、伸びている市場はあります。その市場にどうアプローチしていくか、またそのような市場を作り出していくバイタリティーを持つことが生き残るために大切なことだと思っています。

最後になりますが、創業100年に向けて今後も磯屋だからこそできることを追求し、社員や商品を通して多くの方に幸せをご提供できる会社でありたいと思っています。今後も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

代表取締役 五味晃一

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